過干渉な父親

発達障害を受け入れるまで

そんな最悪な関係のシロイルカと父親
父親としては完全に過干渉で、最初は全く自覚無かったですが後半は自覚しながらも許せず、人格否定にまで至る説教を続けてました。

その間色々と調べたり本を読んだり聞いたりしつつ、発達障害という事を理解しているつもりが全然理解出来ていませんでした。

知ってるつもりで自分の心の中と理解とがかけ離れている感じ

「裏切り続けられ、何も無かった事のように忘れられ、、、どうしても許せなかった」

↑この感じ方こそが間違いで
裏切ったわけでは無く、単純に素直なだけ
人の気持ちを推し量る事が苦手なため、大事な事と感じれないだけ

理解として間違っているかどうかは解りませんが、こう思えるのは今だからで、当時は全く理解できず許せず、、、
何度考え直しても、自分は悪くないやろ、、、どう考えてもシロイルカが悪い、、、
という考えが正しいと思い込んでいました。

嫁ちゃんと話しても、
「だからそうじゃなくて、、、嫁ちゃんは裏切られた事が少ないから気持ちがわからないんだよ」
「距離置いて期待していない嫁ちゃんは、そもそも被害が無いからわからないんだよ」
「必死に膝を突き合わせて全力で向き合ってきた僕の気持ちなど誰にも分ってもらえない」

などなど、今思えば「、、、、、」という感じ

次第に嫁ちゃんとはこの事に関して話をする事は無くなっていきました。

そんな中、シロイルカになんとか気づいてもらおうと色々と試していました。
ですが、調べれば調べるほど自分自身もASDの傾向が強いという事がわかり始め
あきらめが悪くとても執拗でどうでも良いことをいつまでもやってたりします。

自分の考えが強く、周りの人にそれを解って欲しいという思いが強い
シロイルカにもそれを当てはめてしまうので最悪でございます。

というわけで、シロイルカにはなんとか解ってもらいたく、何度か餌をちらつかせた約束をしたりしていました。

結論はうまくいきませんでした
例えば
その約束を守れなかった時
父親はその事を責め、シロイルカは逆切れ、そしてまた父親怒るというパターン

約束を守れなかった事に対して、
あー言えばこう言う、言い訳しかない
正当化して開き直る
そして餌が手に入らない事を嘆く
餌が目的ではなく、信頼を回復する事こそが目的なのに餌の事しか考えていないのか!と怒る父親、、、

なんとも最悪な悪循環を繰り返していました。

今思えば、なんとか頑張って期待に応えようという気持ちがシロイルカにも有った事が今更ながら思えて可哀そうで後悔しか有りません。

当時そんな事を感じる心が自分には無く、懲りもせず、いつかは伝わるはずと何度も同じような事を繰り返し、、、

嫁ちゃんはその傍らで呆れているうえに、怒る自分が嫌でしょうがないようで、僕への冷たい態度が目立つようになってきました、、、

ここからが更に最悪の展開に

また書きます。