嘘を平気でつく

発達障害を受け入れるまで

おやつが食べたい一心で嘘を平気でつく
おやつに限らず、約束を守れなかった時とか都合が悪い時に

約束は基本守れないシロイルカ

嘘をつくのは子供の成長に必要とか普通の事とかはわかっているつもり
他の兄弟も嘘はつくけど、量と質が違うのがシロイルカの特徴

怒られている最中も、「早くおやつ食べたいな~」とか「また始まった、、、」とか「嘘つかないと食べれないからしょうがないやん」とかがシロイルカの心中

本人の口からそう言ってたけど、言わせておいて怒り怒る父親、、、

怒られるから言わなくなり、と更にそれに対しても嘘をつくしかなくなる

嘘をついた相手にそもそも悪いとは思っていないから、勿論反省しないという事が解ると
「悪いと思わないってどういう事??」って怒る父親

更に、
「嘘をつく事でおやつは食べれるし嘘をついた相手にばれなければ皆ハッピーで何の問題もない」という考えだという事を知るとまた起こる父親

怒るから言えないのに、更に怒って無理やり聞き出し、言わせておいてもっと怒るという強烈な悪循環を繰り返し、
シロイルカが何も言えなくなるのは当たり前なのに、「なぜ応えてくれない!」と怒るという、、、
思い返すと正気の沙汰とは思えない父親として最悪である

ちなみに、おやつだけでな無くありとあらゆる場面で同じパターンの問題が発生していました。

あと、特徴的なのは、
黒い物を白に変えてしまうシロイルカ
本気で白と思っている(都合が悪い事は何が何でも白にしようとする)
ヤ〇〇屋さんの思考回路に似ている

兄弟の物をこっそり拝借
欲しいから
なんど注意されても繰り返す
我慢が出来ないシロイルカ

ばれなければ良いと本気で思っているので、嘘のつき方がエスカレートしていく
目を見てしっかり確認してもシャーシャーと嘘をつくようになっていく
何度も何度も数えきれないほど

そこまで信用させた相手を裏切る事も、それほど悪い事とは思っていない
「人の気持ちを推し量る事が非常に苦手」
ほとんどこの特徴が原因になっているという事を、長い間理解出来ませんでした。

同じことされたらと聞くと、それは嫌だと、、、
なら、なぜ繰り返す、なぜ裏切れる??

「人の気持ちがわからないのか?!」

「人の気持ちに応えようという気が無いのか」

「人として最低な事をしている」

「恥ずかしくないのか??」

どうしても理解が出来ず、事有るごとに様々な責め文句でシロイルカを責めまくりました、、、

心の内はどうしようないパニック状態になるシロイルカ
逆切れするしかない感情で状況は更に悪循環

何を考えているのか知りたくて知りたくて、解りたいし解ってほしくて気持ちを聞こうとしても、ほんとの事言うと怒られるから何も言えないシロイルカ

だからいくら聞いても返してくれない

何度も何度も話し、問いかけ、キャッチボールを求めても、ほとんど返してくれない、、、

返してくれない事にイライラして怒る父親、、、

そんな時もシロイルカの心の中は「早く終わってほしい、また始まった、、、、」

全力でシロイルカに向き合っているつもりがシロイルカはそんな心境態度

シロイルカ自身は「それほど自分は悪くない」と思っているからとにかく態度が悪い
気持ちの切り替えが早いのも特徴なのか、以前の問題や約束はいつもリセットされているようだ
しかし、期待し、沢山信じて来ただけに、裏切られた量も質も膨大で父親の心の中はいつも黒い物が渦巻いていた


怒っている人の前で、何も無かったように振舞っているそんなシロイルカにもイライラしていた

シロイルカ自身も思春期に入り、怒りすぎる父親への反抗もありどんどん態度が悪化していった

「あれだけの裏切り行為をしてきておいて、何も無かったかの様なその態度はどういう事か!?」
もはやシロイルカを見るだけでイライラしていた。

期待をし過ぎ、求め過ぎ、応えてくれるはず、応えて欲しい
そんな思いに応えてくれないから怒っているという、それこそ身勝手な父親

他の家族はというと
母親は、一貫して筋が通っている。
最初のころは同じように多少怒ったりしていたが、適度な距離をとって期待もしないという親として素晴らしい対応。
他の兄弟は呆れて距離を置いているという何とも大人な態度で父親と大違いでいやはやお恥ずかしい、、、

そんな状況でも何度か波の様に和解と決裂を繰り返す事が有りました。
その辺りはまた次回書きます。

つづく